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大垣善昭の Y's BLOG

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日々あれこれの写真とともに

料理とは

先日、図書館で借りてきたのは写真に関するモノ。
今回は、料理に関するモノを数冊借りてきました。

その中の一冊。

『ようこそ、ちきゅう食堂へ』
小川 糸 著
幻冬舎

料理の神様の愛弟子たちに会いに、
日本のみならずモンゴルまで旅をして色々と見聞きし、
感じたコトが書かれています。

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その中に、
滋賀県にある月心寺の村瀬明道尼の所に
精進料理を頂きにあがった時のコトが
書かれております。

ここの庵主が作る胡麻豆腐は有名なんですが、
それを知ったのはある雑誌の取材で
この庵主のお弟子さんが原宿でお店をやっており、
訪ねたことがあったからです。

庵主は交通事故で片腕をなくされ、
野球のバットで胡麻を擦っておられるなど、
楽しい話しをお聞きしました。

作者の小川糸さんは、
その庵主との語らいと食事を通じてこんなコト書かれています。


庵主様は、
生きていることは奇跡だとおっしゃる。父と母が出会い、愛し合い、体を重ね、精子と卵子が結びつき、そして『自分』という存在がこの世に誕生したことそのものが。その体が死ぬまで息をしているということが。当たり前のことを、当たり前と思ってはいけない。そして誰かに料理を作るとは、その人の尊い命につかえることだ。生きるとは、悲しいことがあっても嬉しいことがあっても、日々、同じようにご飯を食べて呼吸することなのだから。

《中略》


料理とは、食べる人の幸せを願う祈りであり、愛情表現の究極の形ではないだろうか。人は、愛するが故に料理を作る。これこそが、数ある生き物の中から、人間として生を受けた、特権みたいなもの。愛情のある料理が増えれば、人はもっともっと幸せになれる。庵主様の心の込もった精進料理をいただきながら、私はますますその思いを強くした。

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この文章を読み、
つくづくそうだよなぁ~と、感じいりました。

現在、ウチのおヨメちゃんは日本を脱出して、
あっ、違った、
所用で外国に行っているため、
当分のあいだひとりモン生活者です。

普段、食事を作ってあげている相手がいないと、
自分の食事だけでは手抜きしてしまうかなと思っていたのですが、
毎日、有り合わせの材料で地味(滋味)に
美味いモノ作って楽しんでおります。

さあ、今日は何を作ろうか~。
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by yossy-oh | 2011-06-26 15:36 | 料理