ブログトップ

大垣善昭の Y's BLOG

yossyoh.exblog.jp

日々あれこれの写真とともに

たかが一枚の

先日、図書館で本を借りてきた。

別冊太陽 土門拳
鬼が撮った日本

e0203652_114938.jpg


この本の中に以下の文章がありました。

思えば、たかが一枚の写真にすぎない安直な記録といえども、かりそめには生まれないのである。袖擦り合うも他生の縁というが、一人の人間の或る時、或るところにおける生きた姿を伝える一枚の写真は、撮られた人に取っても、撮った人に取っても、この人生における並々ならぬ機縁によるものと思っている。

『風貌』序 アルス1953年



写真の勉強を始めた頃、
どんな写真がイイ写真なのかよくわからずにいました。

ある時、中学時代の恩師に会いました。
その時に、中三の夏に皆んなで行った
夏の海でのスナップ写真数葉見せたら、
こんなコトを言ったのです。

『多くのヒトにとってイイ写真でなくても、
その人にとってかけがいのない一枚の写真が
イイ写真なのだ』

と。

上記の土門拳の文章を読んで、
久しぶりにこのコトバを思い出しました。
[PR]
by yossy-oh | 2011-06-25 11:33 | 写真